天然素材のリース作り
ついに秋も深まり、遠くの山の木々たちが鮮やかに色づいてきましたね。
私は先日、北杜市の紅葉を見に行き帰りにカフェを楽しみました。
木の葉の甘い香りに癒され、大自然のパワーを補給することができました。
山梨は素敵なカフェもたくさんあってとても魅力的な所ですね。
街はもうすでにクリスマスの準備で賑わってきました。
クリスマス当日も楽しいものですが、クリスマスグッズが色んな場所に並び始め
お家で飾り付けをする今の時期が一番ワクワクします。
私は今年、初めてのリース作りに挑戦しています。
隙間が出ないように気を付けながら綺麗な丸い形に杉の葉を括り付けていくのは、簡単そうに見えて意外と難しいものですね。
あきらめずに材料を巻き付け、一周できたときは達成感と喜びで満たされます。
今回は杉とバラの実と綿を使ってシンプルなリースを作りました。
これからたくさん練習して、様々な花材を使ったオリジナルリースを作っていきたいと思います。
店頭に並べる日がきたら、皆さんにお手に取ってご覧いただきたいです。
リースやスワッグ作り用の花材を買いに来られるお客様が多く来てくださります。
お客様ご自身で作ったリースのお写真を見せていただいたときは、その可愛らしさと完成度の高さにとても感激いたしました。
私もお客様と一緒にリース作りをしているような気分で本当に楽しいです。
ご自身でリースを作ってみたい方、ご興味のある方はぜひDolce vitaに足を運んでみてください。
様々な種類の杉や、アレンジに使える花材を用意しております。
天然の花材でしか出せない、ナチュラルな味わいのリースをお家に飾ってみませんか。
Dolce vita 染谷
一緒に踊って
細長い茎に可愛らしい蝶々のような小花を
たくさん咲かせる
『 オンシジウム シャリーベイビースノー』
英名では『 Dancing lady orchid( ダンシング レディー オーキッド)』
踊る女性の蘭 と呼ばれているそうです。
ほんのりふわっと
チョコレートのような甘い香りが漂います。
見た目も香りも人気が高く
癒しのリラックスタイムにぴったりです。
数年前、人気品種のため
入荷が非常にむずかしかった
シャリーベイビーシリーズ
また触れることができて嬉しいです。
水揚げの際は
この美しさにうっとりしてしまいます。
上品さが溢れるオンシジウムの花言葉は
『 一緒に踊って 』
ひらひらと舞うように咲く姿は
まるで優雅に踊っているかのようで
とても魅力的です。
ここのところぐっと冷え込んできましたね。
体を震わせながらも
澄んだ空気が心地よいです。
冷たい木枯らしとは対照的に
人との温かいつながりを感じることができる
わくわくするイベントが目白押しの
これからの時季に、贈りものとして
おすすめなお花のひとつです。
皆さまにとって、大切な方と一緒に心踊る
素敵な時間がたくさんありますように。
Fleurette 谷本
冬麗
日の入りが早くなり、秋から冬へ季節の変化を感じてきました。
今年も残すところ二ヶ月となり、毎年この時季になると時の流れの速さを強く身に染みて感じます。
先日、Dolce vitaに可愛らしい冬に強いお花の苗が入荷しました。
ミニシクラメン、ビオラ、パンジーなど、
今回紹介する苗はビオラです。
ビオラといっても種類が多く、おすすめする品種を厳選いたしました。
ビオラの花言葉は思い出です。
なごみももか しんしん
初めてみたとき、なごみももか しんしんのボリューム満点の美しさに一目惚れしました。
このシリーズは、アンティークの鮮やかなお花をたくさん咲かせてくれます。
咲き始めは鮮やかな濃い色味の花びらが、春になるにつれて色素が薄くなっていき、やさしい色合いへと変わってゆく様子を楽しめます。
最近入荷したこのシリーズのビオラで、ベランダやお庭が一層華やかになること間違いなしですね。
もう一つは、コニファーシリーズのエンパイアです。
コニファーの花言葉は永遠です。
クリスマスツリーを小さくしたような見た目がとても可愛らしい、この時季にぴったりの苗です。
コニファーエンパイアにお気に入りのオーナメントなどを飾って、小さなクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ビオラとの相性もばっちりですので、冬の寄せ植えが楽しくなりますね。
ピューと吹く冷たい風が冬を連れてきたようで、賑やかだった虫の合唱も次第に落ち着いて、冬眠の準備をしているようですね。
これからもっと気温が下がるので、冬の定番こたつでぬくぬくして、みんなであつあつの鍋を囲んで温まりましょう。
Dolce vita 豊島
カンガルーポー
カンガルーポー『レッドジェム』
通年入手可能ですが10~12月が花屋に出回る時期です。
ポーは前足という意味。
他の動物にもこんな前足はありそうですが
オーストラリア原産の植物なので
オーストラリアを代表する動物、カンガルー。
「カンガルーの前足」によく似た花の形から、この名前になったそうです。
「ポー(Paw)」=「足」。
正式にはアニゴザントスという名前の植物です。
アニゴザントスはギリシャ語で「開いた花」の意味で、花姿に由来します。
6つに裂けた筒状の花を咲かせる個性的な形をしています。
カンガルーポーの産毛のような細かい毛は触り心地が良く、質感がベルベッド生地をイメージします。
カンガルーポーのように個性的なお花は、
インパクトが強いので、一度見たら忘れそうもありませんね。
ユニークな花形から切り花で飾ったり、長さがあるアレンジメントをしたり、
ドライフラワーとしも人気ですので、様々な楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
Fleurette 遠藤
ケイトウの魅力
この秋、今ホットな花を挙げるとしたらそれはケイトウです。
ケイトウというと庭や野に生え、見慣れた印象を持たれる方が多いようです。
また、メインではなく脇役のイメージがありませんか。
しかし、今年のケイトウたちは一味違います。
毎回入荷のたびに、どんな使い方をしようかと私たちをわくわくさせてくれます。
ひとえにケイトウといってもたくさんの種類があります。
鶏のトサカのようなトサカゲイトウ、
脳みそ形のクルメゲイトウ、
キャンドルみたいなノゲイトウ。
とても大きな石化ゲイトウ、
ひも状のヒモゲイトウ(アマランサス)。
店頭でケイトウをご覧いただくとお客様からは決まって
「これもケイトウなの」
「あれもケイトウなの」
と驚いていただくほどです。
その中でも今期一押し、見つけた瞬間からこんなにも素敵なケイトウがあるのかと
心奪われたケイトウが霧島の秋です。
五穀豊穣の秋の色を表したいと、
育種家の松永一さんが10数年かけた最高な色味のケイトウです。
見つけた時は、どんな方がこの素敵な色味を作り出したのかと気になるほどに
その魅力にはまります。
秋も深まり冬に近づく今日この頃。
季節の移ろいを感じつつ、
生産者の方の想いに心巡らせてみるとより一層花たちが愛おしくなりますね。
Dolce vita樋川