何よりも好きな花
Dolce vitaの店内では、ひと足お先に春から初夏のお花に移り変わってきました。
生命がみなぎるこの時期が旬の
私が昔からずっと変わらず大好きなお花があります。
クレマチス
私の一番好きなお花です。
か細くしなやかな茎からびっくりするほど豪華で美しい花を咲かせます。
色鮮やかなグリーンの葉は花に劣らず輝いて、癒しを与えてくれます。
絡まれる所を探してツルをくるくる伸ばしていき、太陽に向かってめいっぱい葉を広げる姿を見ていると
知性や意思があるような不思議な感覚になります。
雫の形をした蕾、色や種類の豊富さ、ベルのような可愛いつぼ咲き、
シンプルさに惹かれる一重咲き、華やかな八重咲き、たくましい生命力。
魅力がたくさんあって探し出したら止まらなくなってしまいそうです。
先日入荷したクレマチスの鉢
水面の妖精
なかなかお店に出回らないフロリダ系の希少なクレマチスです。
実は昨年、一度だけ切花としてお店に入っており
その可愛さに惹かれずっと心待ちにしていたお花でした。
鉢花として入荷できると分かったときは本当に嬉しかったです。
星のような形のお花に淡い紫の線が入っており
華やかなのに上品で控えめな美しさがあります。
藤色と赤紫が混ざったような絶妙な色合いと
真ん中のふわふわとしているように見える花びらの重なりが
とても可愛くていつまでも眺めていたくなります。
他にも様々なクレマチスが入荷する予定です。
桜のお花見と同じようにお客様とクレマチスの時期を楽しんでいきたいです。
Dolce vita染谷
いつも愛して
花びらから葉っぱ、茎まで
全体がもふもふとした質感の
『 フランネルフラワー 』
毛織物のフランネルに質感が
似ていることから名付けられたそうです。
フランネルフラワーの花言葉は
『 いつも愛して 』
ずっと触れていたくなるほど柔らかく
暖かみを感じる雰囲気が
とっても可愛らしいです。
Fleuretteでは4月から新しく
フランネルフラワーのリップバーム
ハンド&ネイルクリーム
ハンド&ボディウォッシュを入荷しました。
どこか懐かしく、包み込まれるような
優しい香りに
心も体も癒されますように。
Fleurette 谷本
春めく季節
色とりどりのお花が咲きそろう季節となり、春めいてきました。
3月の後半から4月の前半にかけて歓送迎シーズンで慌ただしい毎日だったかと思います。
新年度は新しい場所で活躍されている方も多いのではないでしょうか。
忙しい時に癒しを求めてお花を飾られるも素敵だと思います。
先日ふと、暖かい日に外の鉢を見ていたら
ラナンキュラス・ラックスの鉢がとてもかわいい姿で咲いていました。
ラナンキュラス・ラックスシリーズ一番人気のアリアドネ。
光沢がありつやつやとした花びら、耐寒性と耐暑性両方とも非常に強いラナンキュラスです。
一度手にしたらまた違う色が欲しくなってしまう魅力が、ファンの多さを物語っています。
ラナンキュラス・ラックスシリーズで一番ディープな色、ティーバ。
淡い紫から濃い紫へと変わり、艶がある花びらがとっても可愛い品種です。
人気品種で店頭でもすぐに無くなってしまうほど大人気です。
お庭で春の風にゆらゆらと揺れるラナンキュラスを見るのも素敵ですね。
Dolce vita 豊島
すずらん
すずらんの花言葉は、「純潔、純粋、幸せが訪れる」
幸せになってほしい方やまたご自分へのプレゼントにも送っていただきたいお花です。
先日、プロポーズの花束にスズランを使ったブーケのご注文をいただきました。
すずらんを一本一本手に取っていくと、
小さな鈴のようなかわいいお花とエレガントな香りがふわっと広がり、
束ねていて優しい気持ちになりました。
優しい香りとともにこのイベントが素敵な瞬間になるように、心を込めて束ねていきました。
丁度、Fleuretteの花壇にも秋頃植えたすずらんスノーフレークが待ちわびた春の訪れとともに咲きはじめました。
ブーケと同じタイミングでのすずらんとの出会いに、幸福再来な出来事が起きそうな予感がしました。
毎日お花たちの変化を見つけながら、ほっこり和むような時間になるような発信をしていきたいです。
Fleurette遠藤
想い
昨日は夏のように暑く、
半袖のお客様もいらっしゃった陽気が一転
雨も降り冷たい空気に逆戻りしてしまいました。
暖かい日々が続くことを冬の寒さを耐えしのぐ新芽のように今か今かと待っています。
3月から5月にかけて
お花に想いを込めてお渡しする機会が増えますね。
我々スタッフも日々お客様とお話しする中で、心を動かされる瞬間が多々あります。
小さなお客様が一生懸命選んだバラ、
お祝いかなと伺うと
「いつもありがとうって渡すの。」
とお母様宛でした。
「今日は嫁さんと喧嘩しちゃってさ、仲直りのお花。」とはにかみながら、
奥様のお誕生日や記念日には欠かさずお花をご注文いただくお客様。
お世話になった離任の先生にお花をと、朝早くからお並びいただいたお母様たちの姿。
毎週亡くなった愛犬に供えるお花を欠かさずご注文いただくお客様。
お花を贈るその先の大事な相手を想う気持ちに触れ、
そんな花贈りに携わることのできる喜びを日々実感する毎日です。
別れと出会いの春、忙しい合間にこぼれおちそうなふと誰かを想う気持を
お花で伝えるなんて粋ですよね。
お客様とお話させていただいたく時間が私たちスタッフの心の糧です。
「お客様がお花を贈る理由」
ぜひ教えてください。
写真は暖かくなる日を辛抱強く待ち、やっと咲いてきたDolcevitaの花壇の花たちです。
Dolcevita樋川