浮かべて和んで
はっきりと色づいた木々の葉を、初夏の風がそよそよと揺らしています。
夏の青空に思いを馳せて、ゆっくり浮かぶ雲を眺めていると
なんだか心が穏やかになります。
この特別な感覚を何かで表現したくなって、お水の上にお花を浮かべてみました。
好きなお花をひとつずつ浮かべると
自分の心を映すお花の世界が広がります。
麗しく咲くアジサイ、クレマチス、バラ。
デザートのようにミントも添えて。
涼やかな気持ち安らぐ花手水ができました。
風がそよぐたびに、右へ、左へ。
ちょん、とつつけばお花がくるくる踊ります。
風鈴と飾ればさらに涼を感じる素敵な空間になるでしょう。
お気に入りの器にお水をそそいで
自分の好きなお花を浮かべるだけ。
楽しく飾って心が安らぐ、おすすめの飾り方です。
季節によってお花の飾り方を工夫することで
どんな季節も楽しく過ごすことができそうです。
Dolce vita 染谷
スモークツリーの出逢い
季節は6月に入り、初夏の風が心地よい季節になりましたね。
梅雨入りももうすぐ。
じめじめする前に、楽しいことをたくさん見つけたいですね。
6月は私にとって大好きなスモークツリーとの出会いの時期です。
綿菓子のようなふわふわとして、撫でまわしたくなるような存在。
煙のような花が特徴的で、
不思議過ぎて引き寄せられてしまいます。
近年のドライフラワーブームもあって、
人気の庭木になっているようです。
私もいつかスモークツリー畑を作り、見渡す限りもくもくした光景を作るのが密かな夢です。
昨年は、切花やドライフラワーなど販売を多くしましたが、
あっという間に時期が終わってしまったのが心残りでした。
今年こそはスモークツリーでなくては出せないボリュームを
生かしたフレッシュの初夏の花束とアレンジを作りたいと意気込んでいました。
旬の時期は短いです。
今年もたくさん楽しませてもらいましたと別れを惜しむまでスモークツリーを楽しみたいと思います。
Fleurette 遠藤
スモークツリー
dolce vitaの裏庭には大きなスモークツリーの木があります。
道端でふさふさしているスモークツリーの姿を見るとうっとりしてしまいます。
庭木としても人気ですが切り花も人気があり6月から7月に出回り始め、梅雨のころに
は小さなお花が咲き、お花が咲き終わったらふわふわとした綿毛をつけ、煙のような
姿になります。
他の植物にはなかなか出せない柔らかな質感が魅力的で、色味も暖色系から寒色系ま
であり、1番人気は暖色系のグレースです。
ふんわりとしたシルエットで大人可愛く、ドライフラワーにするとスモーキートーンが映え、モダンでシックに飾ることもできます。
リビングなどの広い空間に飾ると、スモークツリーのふわふわとした持ち味が発揮すること間違いないです。
そんなスモークツリーの花言葉は「儚い青春」
煙のようにすぐ消えてしまう様子を、青春時代に例えたとも言われています。
初夏のスモークツリーをフラワーベースに活けて儚い青春、遠くなってしまったあの頃の淡い記憶を思い出させてくれます。
dolce Vita 豊島
星に願いを
星のような形をした花を咲かせる
『 アストランチア マヨール 』
中心にたくさんの小花が
集まって咲いている様子が特徴的です。
アストランチア マヨールの花言葉は
『 星に願いを 』
ギリシャ語で星を意味する
「 Astra(アストラ) 」が
由来しているそうです。
中心の小さなお花が
ふんわりと揺れる様子に心が癒されます。
草花や小花と合わせるのも
とってもおすすめですが
何と言っても、これからの季節
ヒマワリとの相性が抜群です。
ナチュラルな雰囲気と涼しげな色味の
組み合わせで
涼を感じていただけたら嬉しいです。
Fleurette 谷本
季節の香り
ふとした時に、
香りではっとさせられる瞬間はありませんか。
慌ただしい日々の中で、そんな瞬間が私は大好きです。
お庭の手入れをしていると今年も素敵な香りに包まれました。
庭に咲くテイカカズラ。
Dolce Vitaのテイカカズラはアーチ状に咲いていて、くぐるとふわっと香りに包み込まれます。
ジャスミンのような品のある香りかつ、優しく爽やかな甘さをまとった香りです。
毎年この香りをかぐと寒さが苦手な私の、
待望の夏が近づいている実感がわいてワクワクします。
また、忙しく心が慌ただしい後やパソコン業務の後などにリセットのつもりで香りに包まれにその下を通ります。
香りの種類はお花だけではありませんよね。
雨の降る前の土の香りや、
初夏の夕方の香り。
暖かくなってきた最近は家の窓を開け、
自然の香りをたっぷり取り込んでいます。
四季のある日本の自然豊かな山梨で、
素敵な香りをたくさん見つけましょう。
Dolce Vita樋川