2018年09月29日

思い出のお店

 

 

最近は雨の影響で

10月中旬並みに肌寒い日だなあ。と思ったら、

カラッと晴れて汗をかいてしまう日もあり

着るものに毎朝悩まされています。

 

それでも以前よりは

過ごしやすくなりましたね。

 

題名の「思い出のお店」というのは

私の。ではなく「お客様の思い出のお店」という意味です。

 

少しそのことについ話させてください。

 

数日前に一人のお若い女性の方が

お店を訪ねて来られました。

 

何かをお探しでしたので、

お声を掛けしたところ。

「今度の結婚式で贈答用に渡す品物を

探してて。」と

どこか不安気な様子でした。

お話を聞くととても迷われているのが

よくわかりました。

 

そうですよね、結婚式で使用するもの。

それに加えて、贈答用となるとなかなか決められません。

 

私も一緒に悩んで

お客様の思いも大切にしながら、

提案を出させていただきました。

 

悩んだ末にお品物も決まり、

当日作成したものを

お客様のもとにお届けに行きました。

 

気に入っていただけるかな。

なんてドキドキしながら

車を走らせて。

早くお客様にお渡ししたかったのですが、

もちろん安全運転です。

 

 

ピンポーンッと鳴らす前に

勢い良くドアが開き、

素敵な笑顔で「待ってました」と。

私は勢いよく開いたドアに驚いてなのか、

その嬉しい言葉になのか

今となってはわかりませんが、

その時になってもドキドキが止まりませんでした。

 

そしてお品物をお渡しした時に、

「明日結婚式をする私たちですが、

ここのお店は私たちの思い出のお店なんです。」

 

「だからぜひ結婚式の時も

お願いしたいねって話しをしてて」

 

その言葉を聞いたときに

誰かの大切な思い出になれる花屋って

良いなぁ~と心がじんわりしました。

 

お客様の幸せな時間に

携われることも全て嬉しかったです。

 

結婚式当日は絵に描いたような快晴で、

素敵な笑顔のお2人が目に浮かびます。

 

末永くお幸せに。

 

 

次はどんな方のどんな思い出に

携わることができるのか楽しみです。

 

石原