2019年09月07日

虫の声

季節は秋に移り行き、道端にも秋明菊やコスモスが咲く姿が見られます。

秋風に揺れるその姿は美しく、見とれてしまいます。

その姿を見ると四季のある日本に生まれて良かったと思うものです。

 

暖色の花達と虫の声が耳にとまるこの季節、文化の秋と言われますがフラワー装飾にも適する季節だと思います。

 

最近考えるのは花それぞれを活かすフラワー装飾を出来ているのかということです。

特に基礎となるラウンドスタイルのブーケやアレンジメントは、花達の個性をそれぞれ活かすことが難しいと思います。

自分の尊敬するフローリストに谷口敦史さんという方がいます。

彼のブーケを見ると美しさは勿論、花達がいきいきとしています。

それは、彼が築き上げた理論がそのブーケに詰まっているのかもしれません。

 

ドルチェ・ヴィータにしか出来ない何か。

それを皆で作り上げたい。

日々精進ですね。

 

宿澤

2019年08月26日

秋待ち

今朝起きて、アイスコーヒーか温かいコーヒーか、少し迷いました。

 

8月15日ころの台風が過ぎてから、季節が明らかにかわったきがします。

日中の甲府は相変わらず気温は高いですが

日陰では過ごしやすさを感じられるようになりました。

 

秋はいいですよね。

もちろん、どの季節にも魅力はあるのですが

賑やかな夏の暑さのあとにくる

雲一つない真っ青な秋空とか、山の紅葉とか、澄んだ空気とか、

風にゆれるすすきとか

秋を想うと、今からホッとするようなドキドキするような。

 

そして毎年9月といえば中秋の名月ですね。

楽しみにされている方も多いのじゃないでしょうか。

ドルチェヴィータでも、皆さまのお月見ムードを盛り上げるお手伝いをするために

色々と考案中です。

 

切花鉢花ともに、秋のお花にシフトチェンジ中です。

少し先取りで秋を感じにいらいてください。

 

 

 

進藤

2019年08月18日

またね

 

台風が過ぎ去ろうとしてる頃に、

ご先祖様、故人を送りました。

 

今年も当店をご利用くださり、

誠にありがとうございました。

 

去年も同じ時期にどしゃぶりでしたが、

今年は長い期間、雨が降っていたので

お客様のお話を聞く限り、

自宅でゆっくりすることも多かったようで、

より多くの時間を帰っていたご先祖様と

一緒に過ごせたのかなと思い、

なんだかこの時期の雨も悪くのでは、

と感じました。

 

しとしと雨が降る前に、

今年も多くの方々がお花を

選びにご来店くださいました。

 

今年のお盆。

当店のテーマである、

『ご先祖様に O.MO.TE.NA.SHI 』

のようにご先祖様の好きだったお花、

ご先祖様を考えて選んだお花を

ご購入される方が多くいらっしゃり、

これも愛だな。と気づきました。

 

イベントは愛が込められたものが

ほとんどだと思います。

 

バレンタイン、ミモザの日、スズランの日、

母の日、父の日、敬老の日。

 

お盆はご先祖様を想うイベントです。

遠く離れてしまった家族を改めて身近に感じ、

おもてなしをする愛のあるイベントです。

 

 

たくさんご来店頂いたお客様の中に、

ご家族みんなでご来店されて

お花を一緒に選んでいる姿を見かけました。

 

”おばあちゃんはこのお花が大好きだったの”

手の中にあったのは

白いトルコ桔梗でした。

 

白いトルコ桔梗の花言葉は

~思いやり~

それをお伝えした時の

お客様の柔らかな笑顔は

きっと大好きなおばあちゃんを

思い出していたのかな。と思います。

 

どんな時でも、思い出すのは

ご先祖様、故人も喜んでくれてるはずです。

 

私も大好きなおじいちゃんを

送る前にお花をプレゼントしました。

 

どうかこれからも

愛の傍にいつでもお花があるように、

私達もお花に愛を込めます。

 

 

石原

 

 

2019年08月11日

ご先祖様を O・MO・TE・NA・SHI

 

13日からお盆入りですね

今年のお盆は「ご先祖様を O MO TE NA SHI 」をテーマに掲げ

ドルチェ・ヴィータでも連日準備をしています。

 

お盆に欠かせないお花には

菊をはじめユリ りんどう ホオズキ 蓮などがありますが、

飾るならご先祖様が好きだったお花を飾ってあげたい

そんな想いを持ったお客様が、本日もたくさんご来店されています。

お盆はご先祖様をお迎えして一緒に過ごせる期間です

お仏壇に好きだったお花を飾って故人を偲びながら、

ゆっくりと過ごしましょう。

高野

 

 

 

 

 

 

 

2019年08月02日

花本来の美しさ

 

 

先日、ホテルのエントランス装飾を施行しました。

ホテルエントランス装飾は、そのホテルの質とレベルを計る装飾だと思います。

有名ホテルともなると、その装飾だけを見にホテルに訪れるお客様もいらっしゃるそうです。

 

今回、私達は花本来の美しさを魅せる装飾をテーマとしました。

 

 

花器は透明なシリンダーを使い茎の美しさも演出します。

1つの花器に活ける花の種類を最小限にすることにより、それぞれの花の個性が引き立ちます。

 

 

簡単な装飾に見えますが、花の向きや活けこむ長さ、そして配置が難しいです。

そのバランスが崩れると花本来の美しさを引き出すことが出来ません。

 

装飾のデザインはスタッフ全員でアイディアを出して完成したものです。

皆で力を合わせて1つの作品を作り上げる。

本当に楽しいことです。そして、発想力及び技術の向上にも繋がります。

 

今回の装飾をホテルのお客様に見て楽しんでいただき、さらにはホテルの売り上げ向上のお手伝いになればと考えております。

 

宿澤