2024年11月01日

ケイトウの魅力

 

この秋、今ホットな花を挙げるとしたらそれはケイトウです。

 

ケイトウというと庭や野に生え、見慣れた印象を持たれる方が多いようです。

また、メインではなく脇役のイメージがありませんか。

しかし、今年のケイトウたちは一味違います。

毎回入荷のたびに、どんな使い方をしようかと私たちをわくわくさせてくれます。

 

 

ひとえにケイトウといってもたくさんの種類があります。

鶏のトサカのようなトサカゲイトウ、

脳みそ形のクルメゲイトウ、

キャンドルみたいなノゲイトウ。

とても大きな石化ゲイトウ、

ひも状のヒモゲイトウ(アマランサス)。

 

店頭でケイトウをご覧いただくとお客様からは決まって

「これもケイトウなの」

「あれもケイトウなの」

と驚いていただくほどです。

 

その中でも今期一押し、見つけた瞬間からこんなにも素敵なケイトウがあるのかと

心奪われたケイトウが霧島の秋です。

 

 

五穀豊穣の秋の色を表したいと、

育種家の松永一さんが10数年かけた最高な色味のケイトウです。

見つけた時は、どんな方がこの素敵な色味を作り出したのかと気になるほどに

その魅力にはまります。

 

秋も深まり冬に近づく今日この頃。

季節の移ろいを感じつつ、

生産者の方の想いに心巡らせてみるとより一層花たちが愛おしくなりますね。

 

Dolce vita樋川