2024年09月26日

パンパスグラス

 

少しずつ秋が深まり、布団にくるまりたくなる様な寒い季節になってきました。

 

お店にもずっとさわっていたくなる、やわらかい羽毛のような質感のパンパスグラスが入荷してきました。

 

結婚式のウェルカムスペースの装飾や、お部屋のインテリアによく使われる人気の植物のパンパスグラスのドライフラワーです。

 

パンパスグラスは、草丈の大きなイネ科の多年草で20ほどの種類があるとされています。

 

草原地帯(pampas)に生える草(grass)というのが、その名の由来です。

 

別名は「シロガネヨシ」といいい、漢字で書くと「白銀葦」。

 

白やクリーム色の長い花穂は、太陽の光などに当たるとシルバーがかった色にも見え、とても神秘的です。

 

パンパスグラスの原産地は、アルゼンチンなどの南米大陸

日本の裏側で生まれたこの植物は、日本の秋を彩る「すすき」に似ているともいわれます。

 

すすきよりも大きいため、「おばけススキ」と呼ばれることも。

 

遠く離れた地で誕生した植物が醸し出す、和の感じられる雰囲気。

 

わたしたち日本人の心を虜にする理由のひとつかもしれませんね。

 

風に揺れるパンパスグラスを見て、心地良い気持ちになりませんか。

 

 

 

Fleurette 遠藤