2020年07月10日

Sun flower

 

 

梅雨真っ只中の今日この頃。

お店のディスプレイには夏の花たちが梅雨明けを待ちきれない様子。

 

その夏の花達のなかのヒマワリのお話。

品種も豊富で、最近は白い花弁をもったヒマワリも出回っています。

 

下記のヒマワリは特にお気に入り。

 

東北八重

 

ゴッホ

 

ヒマワリの立ち姿は凛として、見ているとこちらの背筋も伸びてきます。

一重咲きの芯が黒いヒマワリは花弁が散っても芯だけの姿でも美しく見て楽しめます。

 

 実は、昔はこのヒマワリを扱うことが苦手でした。

それは、その圧倒的な存在感。

他の花と組み合わせて装飾するときに、その存在感に他の花が埋もれてしまうからです。

 その苦手意識が、あるフローリストの一言で変わりました。

お花を自然に返してあげるように装飾する

この一言を聞いた瞬間、視界が開けたような感覚を持ちました。

漠然とした言葉ではありますが、説得力がありました。

 

この夏も沢山のヒマワリたちとの出会いが楽しみです。

ヒマワリたちを生き生きと装飾してあげられるように、日々精進です。

 

宿澤