2020年03月23日

切花のお話

 

 

 

最近、暖かく過ごしやすい日が続きますね。

アウターを羽織っていると少し汗ばむくらいの陽気です。

春の訪れを感じられます。

 

切り花において、春の訪れが感じられるころには、春の花の入荷が終わりに近づきます。

自分は春の花が入荷するシーズンが1番好きです。

 

春の花が好きなポイント

①ふんわりとした可憐な花弁をもつ花が多い

②茎の曲線美

③品のある香りをもつ花が多い

④色彩が豊か

春の花は魅力的な要素が多いです。

しかし、可憐で美しいが故に儚い命であったり、扱いが難しい花もあります。

それらのマイナス要素も自分には魅力的に感じられます。

 

ふんわりとした花弁をもつ花は、ブーケやアレンジメントを作成する際、気を使うことも多いです。

お花とお花の高低差をつけないとお花が潰れてしまって、せっかくのふんわり感がなくなってしまいます。

また、茎がやわらかい花が多いのでやさしく扱わないとなりません。

これらをクリアして装飾出来た時は、このシーズンにしか味わえない喜びがあります。

そして、お客様に満足してもらえた時は喜びは計り知れません。

 

残りわずかな春の花のシーズン、お部屋に春の香りと可憐な姿の花たちを装飾して、日々の生活に彩りを取り入れてはいかがでしょうか。

 

宿澤